佐藤 友理’s diary

現在、在宅ワーク中の主婦です

うつにも種類があった

今までうつ病は1種類だと思ってた。

けど、違ったんだ。


うつ病は大きく分けて4つに分類できる。
「メランコリー型」「非定型」「季節型」「産後」。

産後うつとかは良く聞くよね。
私はならなかったけど。
ウチの子供たちは幸い、ぐっすり寝る型だったし。
全然、手がかからなかったから。
私も会社に出てたから、社会から孤立しないですんだしね。

4つの型を挙げたけど、それぞれについてちょっと説明していこうかな。

「メランコリー型」
これは典型的なうつ病って言われることが多いタイプ。色々なストレスに頑張って適応しようとしているうちに、脳内のエネルギーがなくなっちゃうもの。
特徴としては、

  • いいことがあっても気持ちが晴れない
  • 明らかな食欲の低下や体重減少
  • 気持ちが落ち込むのは朝が一番ひどい
  • 目覚めが早朝
  • 必要以上に自分を責める

こんな症状があんだって。

「非定型うつ病
これは新型うつ病とか現代型うつ病って言われてるうつ病の総称だね。
特に20〜30代の女性を中心に発症者が増えているんだって。

今までのうつと違うところは、

  • 遊ぶときには気分が良くなる
  • 他の人やものを責める傾向にある
  • 良く寝る
  • 過食
  • 体が鉛のように重い

ストレスを感じるときは気持ちが落ち込んで、ストレスがない時は気分が良くなる。
普通じゃない?って感じるかもしれないけど、こんな症状があるんだって。

あとは、他人のせいにしがち。これも、まぁ、良くあるかもだけど、従来型のうつの場合は自分を責めることが多いって違いがある。

あとは、仮眠、過食、体が鉛のように重いなどの症状が出る。

そして、この非定型うつ病の人は、自分がうつ病であることを公言してしまう人が多い。一見甘えているようにしか見えないけど、本人は本当に苦しんでる。
実際、苦しいことを理解してもらえないから、自殺をしちゃう人も多いんだよね。


「季節型うつ病
非定型型うつの一つなんだけど、特定の季節だけ症状が出てくるから、こう呼ばれてる。うつの症状を半年サイクルで繰り返すんだって。

  • 食欲不振
  • 不眠
  • 不安感
  • 精神的不調

それぞれ冬と夏に出やすいらしい。

冬に症状が出るのが『冬季うつ病
春先になると回復する。成人前後から発病して、女性に多く出やすい。
原因は日照不足って言われてる。日照時間が短い北欧の方が南国に比べて発症率が高いことが知られている。

治療法としては、高照度光照射療法と言って、太陽光と同じ光を目から吸収させて、体のリズムを整える治療法がある。

あとは、食生活の改善。セロトニンの合成に必要な成分が不足するから、バナナやチーズを食べるよう言われる。

規則正しい生活も大切。朝起きて日光に当たり、夜にはきちんと寝ることが大切。


夏に症状が出るのが『夏期うつ病
こっちは男性の方が発症しやすい。原因は、日光の浴びすぎだったり、冷房を我慢することだと言われている。夏期うつ病は外的要因がストレスになって発病するから。
症状としては

  • 体が重い
  • 全身の倦怠感
  • やる気が出ない
  • 無気力感

と行った具合に、夏バテみたいな症状がでる。
対処法としては、食事の改善。炭水化物だけじゃなく、肉や卵なども食べましょう。
暑さ対策をしっかりと。でも冷やしすぎも逆効果なので、ちょうどいい環境を作ってください。
睡眠不足も良くないですよ。寝る前のパソコンやスマホはやめましょうねw


うつ病は心の弱さで起こるものではありません。しかし、いまだに誤解している人が多いです。脳の病気だということが、世界共通の認識になってほしいですね。

うつ病自体は内服と認知行動療法を併せて行うことで、症状を軽くし完治することが可能な病気です。

うつ病になると、周囲の人とうまくコミュニケーションが取れず、孤立してしまうこともあります。今まで良好な関係を築いていた家族にも、悪影響が出てしまうことも。

うつ病は、早めの対処すれば、その分早く治ります。
休みが必要な時はしっかりと休んで、あなたの素晴らしい日常を取り戻しましょう!